Kさんから1回目のセッションの後、ご感想(太字部分)をいただきました。
1回目のセッションの目的・ゴールとしては「呼吸の解放」を目指しています。
ただ、呼吸の質を向上していくというのは、10シリーズ全体を通しての命題だと私は思います。
呼吸のか解放、改善のためには胸郭周りのリリースが肝要ですが、
安定した両足の上に立てている、という安心感は呼吸を深く、広くするために不可欠な要素です。
その点では、Kさんと体験セッション(前出記事)は効果的だったのかと考えています。
”外側に行っていた重心が、2週間元に戻らずそのまま内側で立てる様になった。”
1回の体験でも、効果を持続させることができると思います。
必ずしも毎回そのように感じられるかは断言できませんが、
クライアントが潜在的に求めているポイントや動きの要素とマッチする様子は、まさに化学反応と言えます。
” 呼吸と一緒に筋肉を動かすと、始めは動きづらかった身体がだんだんとスムーズに動きやすくなった。
お尻の筋肉が縮まっていることに気づいていなかった。お尻と脚の付け根の部分が実感として一番、空間が広がった様に感じて、足が動きやすくなった。 ”
身体の内部に「スペース」を感じる、という表現はヨガのクラスなどでもよく聞かれるようになってきました。
でも、抽象的なイメージのままに受け止めている方も多いのではないかと思います。
具体的に、皮膚感覚や動きの感覚で身についた身体空間(「スペース」)は、ご自身の身体イメージを一変させる影響力を持っています。
” 前回(体験)のセッションでは実感しなかった、筋肉と骨の空間が広がるのを、やってもらいながら感じた。自分の持っている身体のバランスやクセが改善されていくのを感じ、これからのセッションが楽しみです!長年の腰痛などで諦めていた身体の動きが多々あるので、自分の身体のアンテナが増えるといいな、と思っています。 ”
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