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ふっくらした足の裏とその理由

こんにちは。ロルファーの長島です。
葉山を少し南に行ったところの海岸で少し運動してきました。
三浦半島の近辺では海開きが早いので、この辺りでも海水は冷たすぎず、足をつけるにはちょうどいい程度です。
朝だったせいもあって、釣り人は多くても水に入っているのはSUPの人のみ。
半裸で読書をしながら日光浴をする人も。
波打ち際で足のかたちに沿って流れる砂の動きを感じていると、
足の下にある砂が波にさらわれてだんだんと形を変え、貝や小石の質感をあらわにしていきます。
指の間や土踏まずの存在感が、ぐっと増してきます。
砂がさらわれていくのとともに自分の重心がゆっくりと変化します。
砂浜で波と戯れる、というのは実際には自分の感覚と対話しているんだなあ、と思いました。
帰りは靴の中で足がふっかふか。
背スジも、すっと引きあがる感じがあって階段の上り下りが苦になりませんでした。
昨年は度々トレーニングという名のひとり海水浴。
今年もいよいよ海開きですね。

足が平べったく感じることありませんか?

普段ロルフィングの仕事やヨガの学校での授業をしているので、一日の中で靴を脱いでいる時間が多い仕事です。
特に問題なければ裸足で過ごすのですが、平坦な床の上でばかり過ごしていると、なんとなく足が平べったくなってきたような気がしてきます。
これは、意識しなければ気にも上ってこないレベルのことかもしれません。
ただ、こうなってきたのをほっておくと、と電車で立ちっぱなしになる時や、コンクリートの地面を長く歩いている時に、なんとも足の裏が痛くなってきます。
足の裏がジンジンしてくるのを堪えながら生活するのはとてもツライですよね?
心当たりがある方もいれば、今現在そうした感覚を持っている方も大勢いらっしゃると思います。
そんな時は、「足」を動かします。
足首を動かすのも重要ですが、より動きや刺激が必要なのは
「足底」やそのアーチの内側を支える足の「内在筋」と「足根骨」です。
特に、くるぶしと足ゆびの付け根の間にある部分の筋肉達(虫様筋)は、眠らせておくには大変惜しい。
ロルフィングを学ぶ前の私は、足の「アーチ」の形状は成人までに固まって、それから変化しないもの、と漠然と思い込んでいました。
ロルフィングのクライアントも方々やヨガ学校の生徒さんと話をしていると、
多くのかたが同様の先入観を持っていることに気づきます。
足のアーチバランスは大きく変えることができるし、
アーチの柔軟性の向上や動きの発見、歩き方の改善は生活の質、精神的な安定、
ひいては運動のパフォーマンス向上にとても寄与します。
なので、足のケアをしないのは、大変もったいないことなのです。

足の中に「スペース」を持つ

足をゆるめる手技として簡単なのは、
内くるぶしのすぐ先にある、土踏まずの天井部分にあたる骨(舟状骨)を手の親指で引っ掛けて、足の甲全体を手のひらでカバーするように持つと、足のアーチを形成する骨のグループ(足根骨・・舟状骨も含みます)をねじったりして弛めることがやりやすいです。
(上の画像だと、親指がくるぶしの上にありますが、舟状骨はくるぶしのすぐ先にあります)
足のアーチの偏りは、ハイアーチやへん平足、開帳足などなど多く分類することができますが、
それらを改善するために共通する考え方としては、
足の骨とその周りを弛めて、
足の中の方にあってアーチを支える働きをする筋肉が十分に活躍できる「スペース」を提供してあげることが、
まず第一に必要なのではないかと思っています。
足の中の方にある筋や組織には、重さや固さを感じたり、重心の移動など様々な感覚の「情報」を脳に届けてくれるセンサー(感覚器)が備わっています。

 

それらセンサーと備わっている筋肉がうまく働く環境をつくってあげるために、筋や骨、じん帯や周囲の柔組織(soft tissue)のような「筋膜(fascia)」を弛めてあげるのが役立ちます。
とくに、ぐいぐいと押したりするよりも、じっくり骨の質感を感じながら気持ちよ〜く弛めてあげると効果的です。
ハイアーチやへん平足、様々な状況に対してアプローチすべきポイントや、骨の詰まりを解消する方法など、
やれることはたくさんあるのですが、その個別の状況に対しては別の回に書きたいと思います。
体の組織の張力(テンション、またはトーヌス)に傾聴し、質感の変化を捉えようとするだけでも、私たちの体には大きな変化が生じます。
体の可能性を信じて、対話するところから始めてみてはいかがでしょうか。

GracefulMovement

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長島務(Tsutomu Nagashima)

ロルフィング®施術者(ロルファー)

ロルフムーブメント™ 

頭蓋仙骨療法(バイオダイナミクス)

ヨガインストラクター養成校・ボディーワーク講師

コンタクト・インプロヴィゼーション教師