ロルフィング体験談

シリーズセッションを受けていただいたクライアントの方からいただいている体験談を載せています。

20代女性  K.O.さま    (ヨガインストラクター)

10回のセッションについてご感想を戴きました。

 

 ひとつひとつの筋肉に適した動きと圧を、じっくりと丁寧にほぐしてゆくそのゆっくりとした時間は、わたしにとってはヨガのメディテーションとまるで同じで、しっくりと身にしみるものでした。

 毎回、大まかにわけた部位たちがゆるんだり、ほぐれたりしていって、歩き方や、まだ自覚のない緊張にも気づくきっかけになっていきました。

 筋肉の細胞の持つ記憶に触れたりする、面白い経験をしたこともありました。からだは、本当に不思議。人の手があることで、またそれは倍増して大きなエネルギーの流れになるのだと思います。

 ロルフィングのいいところは、ともかく「今していること」が「何のためのものか」がはっきりしていること、だと思います。その安定感や、説得力は、彼の人柄であると思います。

 

 

50代男性 S.Y.さま    (自動車修理業経営)

10回のセッション終了時に、アンケートへお答え頂いた文章をそのまま掲載させて頂いています。

 

Q ロルフィングを通じて心身にどのような改善がみられましたか?

 

A サルコイドーシスによる頸椎炎症ということで手足麻痺がおこり、ステロイドの投薬治療をしました。その後もしびれは変わらず特に足の血流が悪いようで、いつも足が寒く、筋肉も硬直しているようで、歩くどころか立つこともおぼつかない状態でした。ロルフィングを受けたところ初回で身体中の筋肉がいままで経験したことがない程リラックスできたことに驚かされました。3回目位から手足の血流が良くなりだして足に力が入るようになりつかまり立ちが出来るようになりました。また、この頃より足の寒い感覚もかなり改善されました。5回目終了後位にはなやみの種だった腰痛も良くなり、10回目が終る頃には一人でも立っていられるようになりました。

 

Q 今後、さらに改善・向上していきたい体の箇所や機能、感覚を教えてください。

 

A 手の感覚と睡眠中の呼吸が改善されると良いと思います。

 

 

補足と経過について(長島)

 Yさまは頚椎を支える靭帯組織が骨化し、徐々に運動機能が低下していく難病に罹患されています。外科手術により骨化した靭帯(後縦靭帯と黄色靭帯)を切除することで一時期快方に向かわれ跛行もなくなっていたのですが、私がお会いした頃には原因が特定されないまま体調が極めて悪化されていました。

 Yさんは電動車イスのレバーを動かすのがやっとの状態でいらしたので、Yさん宅に週二回のペースでマッサージテーブルを持って出張セッションを行いました。

 この間にも病院でのリハビリテーションと、訪問リハビリのサービスが同時進行しているのですが、Yさんにとっては施術での圧の強さがご自身に合わないと感じられたそうです。患部、手術痕への働きかけが辛さを伴ったり怖いと感じることも多かったそうです。

 10回のセッションでは全身の組織を弛め、脊柱全体も深くリリースできたようです。

 

 10回が終了した後も月に1〜2回ペースで訪問しました。とり戻しつつある身体感覚をより深め、徐々に病院でのリハビリは歩行訓練へと移ることができ、日に日に距離を伸ばしていかれました。

 また訪問リハビリサービスでも体を委ねることができるようになって、改善を感じられるようになったそうです。

 そのため1年続けたセッションを一旦終了し、その後は時々調整のセッションを行っています。

 

お会いするたびにご家族や周囲の方々も元気になっていかれる様子を楽しみにしております。

 

 

 この間、Yさんを支えるご家族へのセッションをしています。

 ちょうど目眩と吐き気などに悩まされていた方、慢性的に股関節の痛みと頭痛がある方、Yさんに似てストレートネックの傾向がある方やそのご伴侶へ、ロルフィングと頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルワーク)のセッションをしました。

 

Yさんを支える方々も助けを必要とされていたためセッションを行いましたが、これには他の狙いもあります。

 

 私たちは無意識に、近しいまたは目の前にいる人の仕草や姿勢などを模倣する神経回路を持っています。家族ほど近いひとであれば、遺伝的形質以上に成長する過程でとても大きい影響を受けているし、現在も一緒に変化を続けているものです。

 クライアントの家族にもセッションを行うことは私のロルフィングの師Jan Sultan氏から勧められたことです。

 

 ご家族が姿勢を改善し感覚を底上げすることができれば、Yさんがより自己治癒力を発揮しやすい環境が整います。お互いに良い影響を与え合う「環境」のひとつとして、ご家族は重要な存在なのです。